◎津軽での懐かしい写真をご紹介
私は昭和54年から、何回となく津軽を訪れました。
時には夜行列車で、時にはオートバイで、時にはカヌーで
岩木川を下ったり。。。
その際に撮った膨大な写真の中で、現在とは風景が違うと
思われるものをいくつか載せてみました。
実写真からのスキャニング&画像を補正したものなので、
画質は良くありませんが、ご覧下さい。
◆ 蟹田 観瀾山
佐藤春夫の書による太宰治碑があります。
太宰治検定でも出題されたでしょうか?
この辺りでは、今朝獲れた魚が無造作に置かれて売って
いたのが思い出されます。
◆ 青函トンネル宿舎
この頃はまだ青函トンネルは開通しておらず、たくさんの
宿舎がありました。正月なので、静かでしたが、人のいる
雰囲気は感じました。
◆ 津軽五所川原駅
あまり変わっていないようですね。
タクシーの車種が古いことで、昔の写真とわかります。
駅前に、おしゃべりな土産物屋のおばあちゃんがいらして
本数の少ない列車に乗るため挨拶もそこそこに失礼して
きたのが、今でも心残りです。
◆ 金木駅
駅は新しくなって、この古い駅舎は別な用途で使われて
いるようですね。
駅前には「理容フレンド」「民宿太宰」の看板が見えます。
それから立て看板で「レストシアターニュー銀座」開店の
お知らせも。料金、男性2000円、ホントか?
駅で発車の時に偶然取れた一枚。なかなかいいでしょ?
実はすっとお気に入りの写真なんです。
◆ 斜陽館
今とあまりかわらないでしょうか?
この頃は旅館、人気でなかなか宿泊ができませんでした。
土間が板場になって、喫茶ロビーになっていました。
そこにいた、文庫本を読む綺麗な女性が印象的でした。
◆ 西澤旅館
最初の年に、斜陽館が取れず、しかたなく宿泊したのが
斜陽館のすぐおとなり、西澤旅館でした。
女将さんが年配のおばあちゃんでしたので、太宰の事も
何かご存知だったかもしれません。
この旅館、今はもうないのでしょうか?
◆ 川倉地蔵尊
これがそうと信じて30年、ネット上で見る写真と違うので
不安になっています。
金木の街からかなり歩いて、道行く人に聞いて、これだと
教えて頂きました。
白肌のお地蔵さんがたくさんいたので、間違いないと思い
帰ってきましたが、どなたか真実を教えて下さい!
◆ 十三湖の古い木製橋
私が行った頃、新しい十三湖大橋が建設中でした。
車は入れなかったけど、ほとんど出来上がっていました。
こっそりその橋に登り、となりに残る木で出来た古い橋を
撮影しました。4枚のパノラマにして。
もしかしてこれって、今では貴重な写真でしょうか?
◆ 鯵ヶ沢旅館 山海荘
二回目に行った時に宿泊しました。
この時は、山あいの小さな温泉旅館というイメージでした。
食事は美味しかった記憶があります。
ネットでは立派なホテルがこの山海荘という名でありますが
もしや同じものでしょうか?
他にもたくさんありますが、とりあえず。。。